人生を変える力が
アートにはある。

苦しい時にも支えになって、大きな障害を乗り越える力をアートは与えてくれる。
そんなアートを国内外に発信し、人々の人生を応援する会社であり続けること。
これがオフィス藤井の目指す目的です。

MESSAGE代表挨拶

私が与えてもらえた人生を変えるようなアートを
「発信」していくこと

私が演劇の道を志したのは、７歳の時でした。
４０年以上経った今も、その夢を追い続けています。
地方在住の、芸能界なんて縁もゆかりもない子供時代でした。
女優になりたいということは、アメリカの大統領になりたいということと同じぐらい突拍子もないことで、夢を口に出すこともできませんでした。
いろんな障害がありました。
小学校の先生に「勉強をしなくなるから歌も踊りも禁止」と言われたこともあります。そんな障害だらけ、道なんて全くなかった私がたったひとつ思い続けたこと。７歳の時に観た舞台。その衝撃。
今でもどの席で、どの角度から舞台を観て、どれほど感動したかを覚えています。その経験、あの思いを私も伝えたい。そのたった一つの願いが私を突き動かしてきました。

役者を始めてからも、順風満帆できたわけではない。挫折と落胆と試行錯誤の日々です。でも、演じている時にごくたまに感じる「生きるきらめき」のようなものがあまりにも甘美で美しくて私はその虜になって障害を乗り越えて、今まで続けてきたように思います。

これからの夢は、私が与えてもらえた人生を変えるようなアートを「発信」していくことです。今までは演じる側だけの立場でしたが、これからはチームで私自身、アートが与えてくれた心とろけるような経験を、皆さまに伝えて行きたいと切望しています。
ただの夢物語だと笑われるかもしれません。でも、７歳の私に言い聞かせたい。「不可能なんてない、自分が諦めなければ」と。